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論文

放射線グラフト重合

幕内 恵三

ポリマーダイジェスト, 51(7), p.81 - 99, 1999/07

グラフト重合には、放射線グラフト重合法のほか紫外線法(UV法)、プラズマ法、化学開始剤法などがある。UVでもプラズマでもできない放射線グラフト重合は、微細な構造体の内部までの改質である。放射線グラフト重合の特長としては、このほか、あらゆる形状のポリマーにグラフトできる、あらゆる種類のポリマーとモノマーが使用できる、ポリマー内部深くまでグラフトできる、グラフト物に開始剤等の残滓がない、大量生産できる、などがある。工業化に適している前照射法・モノマー溶液浸せき法では、(1)生成ラジカルの失活を抑制する、(2)モノマーの生成ラジカルへの接触を促進し、グラフト重合速度とグラフト率を高める、(3)ホモポリマーの生成を抑制する、の三点が反応制御の要点である。いろいろな放射線グラフト重合として、ポリマーの自己乳化、ポリマーのハイドロゲル化、中空糸膜内壁の機能性官能基の導入、手術用ゴム手袋の表面粘着性低下、天然ゴム系熱可塑性エラストマー、天然ゴムラテックスへのMMAのグラフト、古書の保存、生分解性ポリマーの分解性制御を解説した。また、実用例では、難燃発泡体と空気浄化フィルター用イオン交換不織布を紹介した。

報告書

HIP法により作製された分散強化銅/ステンレス鋼接合材の接合特性評価

金成 守康*; 秦野 歳久; 佐藤 聡; 古谷 一幸; 黒田 敏公*; 榎枝 幹男; 阿部 哲也; 高津 英幸

JAERI-Research 98-004, 25 Pages, 1998/02

JAERI-Research-98-004.pdf:3.12MB

3種類の接合温度(1253K,1303K,1323K)で作製されたHIP(高温静水圧法)接合材について、とくに接合界面近傍(数百$$mu$$mの範囲)のSEM観察、EPMA分析、微小硬さ試験を行うことによりSS材に対するDS-Cu材の接合性を比較評価した。その結果、3種類の接合材の中で、1323Kの温度で接合したHIP材が、ボイドを生成しない、接合界面以外では著しい機械的性質の変化がない等、接合材の健全性確保の観点から、最も良好な接合特性を示した。

報告書

MAターゲット燃料に関する研究 不活性母材及び模擬ターゲット燃料の試作・評価

加藤 正人; 上村 勝一郎; 高橋 邦明

PNC TN8410 96-247, 97 Pages, 1996/08

PNC-TN8410-96-247.pdf:37.06MB

先進燃料の一つに、マイナーアクチナイドを消滅する燃料としてターゲット燃料が考えられている。ターゲット燃料は、それ自身の発熱による発電を目的としていないことから、燃料にマイナーアクチナイド以外の核分裂性物質を含む必要はなく、酸化物、窒化物、金属など様々なタイプの燃料が考えられる。本研究は、ターゲット燃料及びその不活性母材としての材料科学の基礎研究のひとつとして、代表的な化合物をサーベイし、不活性母材及びターゲット候補材の選定、及び試作材のキャラクタリゼーションを行った。不活性母材の試験を行うにあたり、各特性の調査を行った。調査は、(1)Puを含む酸化物、窒化物及び金属燃料、(2)Amを含む複合金属酸化物、(3)酸化物及び窒化物の熱特性、(4)全元素の高速中性子断面積について行った。調査結果をもとにスクリーニングを行い、不活性母材として酸化物及び窒化物、模擬ターゲット燃料として分散型、固溶型及び化合物型について選定した。また、Amの代わりの模擬材として、電子状態、イオン半径が似た元素であり、同じ結晶構造の酸化物を形成するNd2O3及びCeO2を選んだ。不活性母材として、Al2O3、MgO、MgAl2O4、ZrN、TiN、AlNを、模擬ターゲットとしてAl2O3-Nd2O3、MgO-Nd2O3、MgAl2O4-Nd2O3、Al2O3-CeO2、MgO-CeO2、MgAl2O4-CeO2、ZrO2-Nd2O3、Y2O3-Nd2O3、V2O3-Nd2O3を選定した。これら15種類の物質について実際に試作し、外観観察、密度測定、光学顕微鏡観察、EPMA分析、X線回折測定、熱伝導率測定、3点曲げ試験、硝酸中溶解試験、Na反応試験を実施し、各燃料形態について評価検討を行い、各燃料形態の特徴を整理し、Pu燃焼燃料についても評価した。Amターゲット燃料の形態を考えると、窒化物が熱特性の点から優れた材料であると言える。酸 化物系は、分散型は照射挙動上の問題と不活性母材選択の導率の低下とAm含有率を低くする必要があること、そして、化合物型は物質探索の必要があるなどの問題があり、いずれもターゲット燃料としては充分な材料を得ることはできなかった。Pu燃焼の燃料形態は、現在の湿式再処理をすることを考えるのであれば、PuO2が不溶解であることから、分散型の酸化物燃料はその適用が難しいと思われる

報告書

TRU廃棄物の廃棄体特性評価データ取得に関する調査

豊原 尚実*; 平山 文夫*; 田村 俊幸*; 深澤 拓司*; 五十嵐 登*

PNC TJ8164 96-010, 213 Pages, 1996/03

PNC-TJ8164-96-010.pdf:7.49MB

TRU廃棄物を処分するためには、TRU廃棄体の特性を評価するデータを廃棄物が固化される前に出来る限り取得しておくことが合理的である。このようなことから本調査では、動力炉・核燃料開発事業団殿での検討資料や、既存の低、中レベル(TRU)廃棄物処分場等における廃棄体受入基準、また原子力発電所の廃棄体埋設動向等を参考として廃棄体特性評価データを選定した。この中から動力炉・核燃料開発事業団殿から提示された廃棄物処理プロセスで発生する廃棄体について、処分場の安全審査に必要なデータ、貯蔵、輸送の安全維持に必要なデータを絞り込み、重要度を考慮してデータ取得の必要性を評価した。具体的なデータ取得方法の検討では、合理的な品質保証の考え方を整理するとともに、必要なデータ項目のうち特に放射性核種濃および有害物について、モデル処理施設のプロセスにおける測定ポイントと手法を抽出した。また、プロセスの放射能バランスを考慮して、廃棄体の核種放射能の推定を行い、NDAおよび分析手法の適用性を定量的に評価した。今後の課題の検討では、より現実的な放射性核種濃度データによるデータ取得方法の適用性評価や有害物の含有量データおよび運転管理マニュアルの整備などの検討項目を明らかにした。

論文

陽電子の科学と計測シリーズ,9; 世界のポジトロンラボラトリー

岡田 漱平

Radioisotopes, 42(7), p.423 - 436, 1993/07

世界のさまざまな研究機関における陽電子及び陽電子ビーム利用に関して、発生方法の現状、利用研究分野の現状と今後の展望、世界の高強度単色陽電子ビーム発生施設計画を中心に解説する。

報告書

1,000M対応地下水の地球化学特性調査機器の詳細設計 (技術資料集,設計図面)

細堀 健司*; 豊岡 義則*; 酒井 幸雄*

PNC TJ1411 93-001, 945 Pages, 1993/01

深部岩盤中に存在する地下水の地球化学的特性を把握するために、ボーリング孔を利用して深度1,000mまでの地下水をそれが存在する条件に極力近い状態で採取し、地上まで運搬できる採取装置の詳細設計を実施した。この装置では、被圧不活性状態で地下水を採取・保持するために、密閉性を確保したバッチ式(ボトル式)採水法を採用した。また、長時間に渡り繰り返し採水を行なうためにケーシングシステムを採用し、ボーリング孔壁の崩壊に対処した。さらに、採水区間を厳密に特定するためにその上下をパッカーによって遮断し、上下からの汚染水の流入を防いだ。採水に先だってこの採水区間の溜留水はポンプによって地上あるいは採水区間より上の孔内に排出される。採水装置全体の構造を単純化し、深度1,000mの高圧・高温環境からの採水作業の安全性を向上させるために、パッカーの拡張・収縮を含めた採水に係わる主要な機能を孔内システムに集中させた。この孔内システムはケーシング内を採水深度まで降下してパッカーシステムに結合する。孔内システムと地上との接続には光通信・電源ケーブル及び水回路用のホースを1本に束ね耐荷重力を備えた複合ケーブルと同巻取り装置を採用し、装置の簡素化と作業の合理化を計った。また、採水区間の水圧・水温及び孔内システム内の各機能の作動状況等を常時地上でモニターし、操作できるようにした。孔内システムと地上との通信系にはRS-485規格を採用し、将来の機能追加にも柔軟に対応できるものとし、本装置の発展性を確保している。こうして当初仕様を満たす採水装置の設計が完了した。

論文

日本におけるポジトロンファクトリー計画の概要

岡田 漱平; 須永 博美; 金子 広久; 橘 宏行; 四本 圭一; 岡本 次郎

放射線, 18(2), p.63 - 81, 1992/05

10$$^{10}$$個/秒以上の強度の低速陽電子ビームを発生させ高度な材料キャラクタリゼーションや基礎物理・化学・生物学の新分野に応用することを目的としたポジトロンファクトリー計画について、以下の項目を概説した。(1)低速陽電子ビーム利用の動向と高強度ビームの必要性、(2)高強度低速陽電子ビームの発生方法、(3)ポジトロンファクトリー計画の概要、(4)ポジトロンファクトリーの検討、1)高出力電子リニアック:100乃至150MeV、100kW級のリニアックの製作可能性を、技術調査の結果確認した。2)ターゲット系:モンテカルロ計算に基き、同時に複数のチャンネルに陽電子ビームを取り出す方式を提示した。

論文

Design of an intense slow positron beam production system using a 100kW electron linac for the positron factory

岡田 漱平; 須永 博美

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 56-57, p.604 - 609, 1991/00

 被引用回数:17 パーセンタイル:84.12(Instruments & Instrumentation)

高出力電子リニアックを用いて発生させた高強度エネルギー可変単色陽電子ビームを、材料キャラクタリゼーションや基礎研究に用いる予定のポジトロンファクトリーにおいて、当面の低速陽電子ビーム強度の目標は、10$$^{10}$$s$$^{-1}$$である。経験値に基づく控え目な評価では、100MeV、100kWクラスのリニアックによって、この強度の達成が可能であると見積もられる。本報告では、リニアックのターゲット系に関し、モンテカルロ法を用いた陽電子モデレータ等の最適化や、遮へい、放射化空気の閉込め・排気などに係る概念設計の現状を述べる。

論文

高強度低速ポジトロンビーム発生・利用技術

岡田 漱平; 金沢 育三*

応用物理, 59(7), p.917 - 927, 1990/07

ポジトロンが正電荷を持った軽粒子であるという特性を巧みに利用して、白色ビームから低速ビーム(~eVオーダー;加速することによりエネルギー可変単色ビーム)を取り出し、さらに輝度強化する技術が開発され、材料の高度なキャラクタリゼーションのための新ビームとして注目を集めるようになった。本稿では、ポジトロンビームの新しい利用技術の展望、および電子リニアックを中心とした高強度ビーム発生技術、輝度強化技術などの原理・技術開発の状況・将来展望について述べる。

論文

Planned Positron Factory Project

岡田 漱平

Proceedings of 2nd International Symposium on Advanced Nuclear Energy Research; Evolution by Accelerators, p.324 - 329, 1990/00

原研は、電子リニアックを用いて高強度単色陽電子ビームを発生させ、これを材料キャラクタリゼーションや基礎物理学に応用するポジトロンファクトリー建設計画の検討を開始しており、平成2年度には調査費が認められた。本報では、陽電子の種々のエネルギー領域での挙動とその分析への応用の上での利点、高強度単色ビームの発生方法、ポジトロンファクトリーで予定されている研究計画、および高出力電子リニアックの仕様などの概要を述べる。

口頭

Synthesis and characterization of cesium silicate Cs$$_{2}$$Si$$_{4}$$O$$_{9}$$

Do, Thi Mai Dung*; Ngarayana, I.*; Nguyen, H. D.*; 村上 健太*; 末松 久幸*; 小出 学*; 中島 邦久; 鈴木 恵理子; 逢坂 正彦

no journal, , 

福島の廃炉作業において、構造材表面に付着した放射性セシウムが問題となっており、ステンレス鋼に付着したセシウムについては、ケイ素と反応して水に溶けにくいCs$$_{2}$$Si$$_{4}$$O$$_{9}$$が生成すると考えられている。しかし、このような化学吸着挙動については、まだよくわかっていない。そのため、Cs$$_{2}$$Si$$_{4}$$O$$_{9}$$を合成し、X線回折装置や元素分析機能付き透過型電子顕微鏡等を用いて、その化学的安定性等を明らかにするために必要となるCs$$_{2}$$Si$$_{4}$$O$$_{9}$$の結晶構造などを調べた。

口頭

放射性廃棄物容器内の処分制限物質に対する高エネルギーX線CTを用いた非破壊識別方法の開発

村上 昌史; 吉田 幸彦; 南郷 脩史*; 久保田 省吾*; 黒澤 卓也*; 佐々木 紀樹

no journal, , 

過去に発生し、保管されてきている低レベル放射性廃棄物の処分において、埋設施設の廃棄物受入基準により量が制限される物質を、基準値以上に含む場合には廃棄物から取り除く必要がある。これらの物質の定量評価を合理的に行う手法として、高エネルギーX線を用いた非破壊検査により、容器内の廃棄物を識別できる可能性がある。今回、処分制限物質として可燃物,アルミ,鉛,水銀及び電池を含む模擬廃棄物を容器内に封入し、産業用CTスキャナーを用いて高エネルギーX線CTを撮影した。発表では、測定したCT画像における画素値や3次元立体像における形状の解析をもとに、これらの物質の識別方法を検討した結果について報告する。

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